映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」の感想とネタバレ

映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」鑑賞終了。

 

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ホラー映画と言うよりもアクションを織り交ぜた映画で、ストーリーもスーパーマン

話に近い。ただ、スーパーマンのように正義のために戦うヒーローではなく、ブランド

ンがある事がきっかけに己の力を自分のためだけに使い、殺戮を繰り返す映画でした。

映画「キャリー」と比べると後味が悪かったです。

 

映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」の登場人物

トーリ・ブレイヤー(エリザベス・バンクス)

カイル・ブレイヤー(デヴィッド・デンマン)

ブランドン・ブレイヤー(ジャクソン・A・ダン)

ケイトリン・コナー(エミー・ハンター)

ノア・マクニコル(マット・ジョーンズ)

メリリー・マクニコル(メレディス・ハグナー)

エリカ・コナー(ベッキー・ウォールストロム)

 

映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」のネタバレ

カンザス州フライトバーンの住むトーリとカイルは不妊で悩んでいました。

夫婦で子作りに励んでいると、突然家が激しく揺れて停電になります。

そして、ふたりの間に息子ブラントンを授かります。

 

10年後、トーリはブラントンとかくれんぼをしていました。口笛で探しながら納屋でブ

ラントンを見つけます。

ある夜、納屋の落ち度から謎の声と光と共にブラントンのベッドが激しく揺れ、何者か

が身体を乗っ取ります。

物音に気付いたトーリが気配を感じて納屋に行くとブラントンが凄い勢いで落ち戸を開

けていました。トーリがブラントンを触ると正気を取り戻します。

 

ある日、芝刈り機のエンジンをかけようとした瞬間、勢い余って遠くへ飛ばします。さ

らに高速回転しているファンに、手を入れても傷がありませんでした。

ブラントンの誕生日当日、叔父ノアと叔母メリリーから誕生日プレゼントに銃を貰いま

す。カールはまだ幼すぎる理由で取り上げると、ブラントンは激高します。

するとテレビが止まり、その異常事態に周囲が騒ぎ始めたのでカールはブラントンを帰

らせます。

 

カールは謝罪の意味を込めてキャンプに行くことにします。

トーリはブラントンの部屋でヌード写真を見つけ、ふたりは性教育が必要な時期だと判

断します。カールはブラントンに性行為の話をします。

 

するとブラントンはケイトリンの家に侵入し、自分は特別な存在と言いながら迫りま

す。ケイトリンはそれがブラントンであると気付き、母親を呼びます。しかし、既にそ

の姿はありませんでした。

 

トーリとカイルはブラントンを探します。すると森の中で見つけ、両親が聞くとブラン

トンはトイレに行っていたと返します。

トーリはママ友にブラントンの奇行について相談したが、思春期であると言われます。

 

そんなある夜、カールが物音を聞いて鶏小屋に行くとブラントンが無言のまま立ち尽く

していました。カールはブラントンを家に連れ戻します。

翌朝、何者かに鶏が殺されていました。

カールは犯人がブラントンと断言しますが、トーリはオオカミの仕業と否定します。

 

ブラントンたちは信頼ゲームをしていましたが、ケイトリンはブラントンの襲撃がトラ

ウマに残っていたこともあり、変態と罵ってあしらいます。するとブラントンはケイト

リンの手の骨を折ります。

ケイトリンの母親はブラントンの両親を責めますが、ケイトリンの家から50キロ以上あ

るのに行くのは不可能だと発言します。

 

ブラントンは"シカロー(奪え)"と独り言を呟きながら、暴走します。その姿を見たトー

リは、血が繋がっていなくてもブラントンを愛してると宥めますが、「ウソつき」と罵

って逃げ出します。ブラントンは"全世界を奪え"と殺戮を開始します。

 

ケリントンに花を持っていき、ブラントンに喋らない訳を聞くと母親に口を聞くなと忠告されていました。ブラントンは「僕に任せ」と言って消えます。

 

レストランで片付けをしているエリカ、突然電灯が点滅して爆発します。その破片が眼

球に突き刺さり、刺さったガラス片を引き抜きます。激痛に耐えながらも食糧庫に立て

籠りますが、ブラントンはドアを破壊し襲います。それ以来、エリカは行方不明になり

ます。

 

ブラントンの奇怪な行動に業を煮やしたと両親は叔母のカンセリングを受けさせます。

叔母はこれまでの所業を反省させようとしますが、ブラントンは全て正当化させていき

ます。叔母はブラントンの発言に釘を刺します。

 

ある夜、叔母の裏庭に不審者の警音、ドアを叩く音に出るとブラントンでした。ブラン

トンは明日、保安官に話すことに対して「誰のためにもならない」と説き伏せます。叔

母は「仕事なの」と反論します。

 

そして、叔父が帰ってきます。叔父が歯磨き中に後方で不審な気配を感じてクローゼッ

トを開けるとブラントンがいました。

激怒する叔父はブラントンを連れて帰らせますが、投げ飛ばされます。驚いた叔父は自

動車で逃走しますが、宙に浮いた自動車ごと投げ飛ばされ、叔父は口を切り裂かれブラ

ントンの姿を目撃して息絶えます。

 

両親が心配して電話をしているとブラントンはサッカーをしていたと誤魔化します。両

親はブラントンの発言が嘘だと気付きます。

ある夜、カールが目を覚ますと目の前に森がありました。その森に入ると墜落した宇宙

船とトーリが赤ん坊を抱いていました。ブラントンは世界征服を目論む別世界から落ち

てきた子供だったのです。

 

翌日、ふたりに叔父の死が知らされます。叔父は鹿を避けようとしてハンドルを切り損

ねたのが原因だと言われます。ブラントンは叔父の死を聞いてもそっけない態度に取る

ばかり、カールはブラントンを叱りつけようとした瞬間、投げられます。

 

カールはブラントンの部屋で血の付いたシャツを見つけます。トーリにカールは血の付

いたシャツを見せて、犯人はブラントンと迫りますが、トーリは息子を裏切りたくない

一心から飲酒運転で死んだと信じませんでした。

 

カールはブラントンとドライウッドに行き、狩りに出発します。

トーリの所に警察が来て、ふたつの現場に残されていた"BB"の文字がブラントンではな

いかと疑っていました。トーリが部屋で"BB"と書かれたノートを見つけ、急いでカール

に電話をします。

 

カールはブラントンをライフル銃で頭を撃ちますが、傷もなく立ち上がります。その姿

に驚いたカールは逃げますが、ブラントンの目からレーザーで顔を焼き尽くされます。

ノアを殺したのはブラントンだと判明した時には手遅れ弟子でした。

 

カールに電話をして出てきたのはブラントンで、父親がいるかの質問に対して、いないの一言。

突然家が揺れ始め、警察に連絡をします。警察が家に到着しますが、ブラントンの襲撃

に殺害されます。

ベッドの下に隠れる母親、物音に敏感なブラントンに悟られないよう脱出します。トー

リのあとを追うブラントン、逃げるトーリ、落とし戸に行って止める方法を探します。

そこにエリカの死体を発見します。

 

ブラントンとトーリは対峙し、ブラントンを愛していると摩りながら背後から刺そうと

しますが、阻止されます。ブラントンは一瞬で成層圏まで上昇し、そのまま投げ捨てら

れます。そして、前方に航空機が迫るのでした。

航空機はブラントンにより撃墜され、ブラントンの両親は死亡、ブラントンだけ無事だ

と報道され、ブラントンの存在は拡散されていくのでした。

 

 以上、映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」でした。