映画「残された~北の極地~」の感想とネタバレ

映画「残された~北の極地~」鑑賞終了。

 

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登場キャラクターはオボァガードと女性だけで、ほとんど台詞もなく、遭難した経緯も

描かれなかったが、マッツの迫真の演技と雪山の恐怖をシンプルに追求したサバイバル

映画でした。この映画はストーリーよりオボァガードの生きようとする生き様をメイン

で見たほうが楽しめると思います。

映画「THE GREY 凍える太陽」や「マイナス21℃」寄りの映画と言えます。

主な登場キャラクター

マッツ・ミケルセン(オボァガード)

・マリア・テルマ・サルマドッティ(女性)

映画「残された~北の極地~」の見どころ

雪山に閉じ込められたオボァガードのサバイバル術

オボァガードと女性の友情ドラマ

オボァガードが岩から足を引き抜こうとする演技

 

 

映画「残された~北の極地~」のネタバレ

オボァガードが乗っていた航空機が北極圏で墜落したため、SOSと雪を掘ったり、救難

信号発信したりするルーティーンの生活をしていました。

極寒の中遭難生活を余儀なくされたが、飛行機の残骸で仮の住居を建てることはできま

した。

 

そんなある日、ヘリの姿を見つけ合図を送りますが、猛吹雪で錐もみ状態になったヘリ

は墜落します。

搭乗者を救うべく墜落現場へ向かいます。ほとんどの搭乗者は死亡していましたが、オ

ボァガードは、東南アジアの女性の生存者を見つけます。

 

その女性はわき腹を負傷しており、オボァガードが救急キットで治療して、ヘリのドア

を担架代わりにして、飛行機へ運びます。

さらにヘリを捜索すると、地図やライターなどを見つけ、女性を励ますためオボァガー

ドは、彼女の家族の写真を飾ります。

コンロを使用してホッキョクイワナとヌードルを煮た食べ物をあげて看病します。

 

そして、オボァガードは地図を見ながら、北の観測基地へと出発する準備をします。

念のためにヘリに"北の観測基地へ向かう、生存者2名"と書き置きを残して、出発しま

す。ソリに女性を乗せて数日、歩き続けるとそのルートの先には岩場の急斜面がありま

した。オボァガードは頂上から女性を持ち上げようとしますが、既に体力の限界で何度

も滑り落ちます。

 

そこで急斜面のない平坦なルートを進みます。

遂にコンロの火が尽き、ホッキョクグマに襲われる窮地に巻き込まれますが、発煙筒を

使って危機を乗り切ります。

猛吹雪の中、オボァガードはソリを盾にして凌ぎますが、手が凍傷になります。女性も

握る力がなく、縫った傷口も化膿していました。

 

オボァガードは、女性を放置して自分だけ助かろうとした瞬間、クレパスに落下しま

す。クレパスから脱出しようにも岩に足が挟まって抜けませんでした。

そして、強引に足を抜くと太腿が裂けます。オボァガードは罰が当たったと思い、女性

に謝罪します。

しかし、空腹に耐えかねて食べた雪による体温低下と極度の空腹で限界に近づいていま

した。

 

オボァガードは、最後の力を振り絞りソリに乗せていた備品を捨てて、女性を助けよう

とします。そして、オボァガードは救助ヘリを見つけて、発煙筒で合図をしますが、救

助ヘリがどこかに飛び去ります。

オボァガードは女性を励ましながら手を握り、そのまま意識を失います。そこに救助ヘ

リが到着して救助されるのでした。

 

以上、映画「残された~北の極地~」のネタバレでした。