映画「パラサイト 半地下の家族」の見どころとネタバレ
映画「パラサイト 半地下の家族」鑑賞終了。
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- 映画「パラサイト 半地下の家族」の見どころ
- 映画「パラサイト 半地下の家族」の登場人物
- 映画「パラサイト 半地下の家族」のネタバレ
- 第1章:序章
- 第2章:キム一家の潜入
- 第3章:大豪邸に隠された秘密
- 第4章:キム一家とパク一家の悲劇
- 最終章:裁判と代償
映画「パラサイト 半地下の家族」の見どころ
・本編に出演する俳優のコミカルな演技
・二度ならず三度までも裏切られるシリアスなストーリー
・キム一家と家政婦ムングァンの攻防戦
・ストーリーに隠された韓国の風刺を描いた作品
映画「パラサイト 半地下の家族」の登場人物
半地下住宅に暮らす全員失業中の一家の大黒柱
・キム・チョンソク(チャン・ヘジン)
キテクの妻で元ハンマー投げのメダリスト
・キム・ギウ(チェ・ウシク)
ギテクの息子で受験経験は豊富だが学歴はない
・キム・ギジョン(パク・ソダム)
キテクの娘で美大を目指している
・パク・ドンイク(イ・ソンギュン)
高台の大豪邸に暮らすIT企業の社長
・パク・ヨンギョ(チョ・ヨジョン)
パク社長の美人妻
・パク・ダヘ(チョン・ジソ)
パクの娘で高校2年生の受験生
・パク・ダソン(チョン・ヒョンジュン)
パクの息子で落ち着きがない性格をしている
・ムングァン(イ・ジョンウン)
パク宅の家政婦
・ミニョク(パク・ソジュン):
ギウの友人で名門大学に通うパク宅の元家庭教師
映画「パラサイト 半地下の家族」のネタバレ
第1章:序章
キム一家はしがない内職で日々を半地下住宅で貧乏な生活をしていました。
内職でピザの箱を組み立てて業者に渡すも4箱に1箱が不良品で、彼らにはペナルティとして10%天引きされます。
しかし、チュンスクは多少の折れぐらいと抗議するも業者は不良品でブランドイメージが傷つくことを恐れていました。
そこで彼らは社長に逃げたバイトをクビにして、バイトを雇うつもりはないかと直談判しましたが、少し考えると一蹴されます。
ある夜、ギウの友人ミニュクが山水景石をプレゼントするべく訪ねます。
さらにミニュクはパク社長の娘、パク・テグの英語の家庭教師をしていましたが、ギウに代理を頼みます。ギウは「大学生じゃないから」と断りますが、ミニュクは「俺の紹介だから影響ない」と話します。
そして、写真と名前(ナムクン)を偽造してパク社長の家に赴きます。パク社長の妻パク・ヨンギョは「来年の入試までに入学したかったが、留学で延期になった」と説明し、ヨンギョの監視の元、テグに英語を教えます。無事乗り切ったギウは月曜日と水曜日と金曜日の2時間ずつ、家庭教師をすることになります。
第2章:キム一家の潜入
テグには弟ダソンがいましたが、落ち着きがない性格でヨンギョは秩序と精神を鍛えさせる名目でカブスカウトに参加させます。カブスカウトの先生はインディアンマニアで、その影響ではまっていました。その反面、芸術肌の才能がありました。
そこにギウの妹ギジョンが偽名(ジェシカ)でダソンの家庭教師として潜入し、ダソンに勉強を教えようとしても遊んでばかりでした。そこでヨンギョを追い出して、ダソンと絆を深めます。
ギジュンはイリノイで美術心理学と絵画療法を専攻しており、絵画を見てダソンの心の中にブラックボックスがあると断言します。ギジョンは火曜日~金曜日の週4日で、家庭教師をすることになります。
ギジョンは帰り際にリムジンに自分の下着を忍び込ませます。
するとパク社長がリムジンのシートの下で下着を発見し、ユン運転手とギジュンが恋仲になっているのではと疑い、激怒したパク社長はユン運転手がクビにします。
そこにギウの父親ギテクが偽名(キム)で専属運転手として応募します。テスト走行中、パク社長は「コーナリングが絶妙ですね」と絶賛され、専属運転手として採用します。
次に家政婦のムングァンを追い出すべく、ある策を講じます。
まず、家政婦が桃アレルギーだと知り、さり気なく身体に桃を擦り付けて呼吸困難を起こさせて病院に行かせます。
そこにギテクが電話しているシーンを撮影し、結核の判定を受けたと誰かに電話をしていると吹聴します。
韓国の結核発病率、死亡率がOECDで第1位で、ダソンがいるのに結核患者が料理を作って唾が飛んだらと感染すると警告します。
さらに咳をしたあとに捨てたティッシュに偽物の血を注入し、結核であると錯覚させます。ヨンギョは他の口実で追い出すと約束させ、ムングァンはクビにします。パク社長はムングァンが辞めたことに驚き、妻に尋ねるも答えませんでした。
そこでギテクは、ザ・ケアと言う会員制の家族に対して家政婦や運転手を仲介する業者を紹介します。するとヨンギョはザ・ケアに電話をして、ギウの母チョンスクが家政婦として潜入します。
第3章:大豪邸に隠された秘密
ある日、パク一家はダソンの誕生日を兼ねてキャンプに行きます。
キム一家は酒を飲んだり、庭で本を読んだりと悠々自適に過ごしていると前の家政婦ムングァンが「台所の地下室に忘れ物をした」と言って訪れます。
チョンスクは、ムングァンが地下室の箪笥を押している姿を目撃します。すると地下に続く階段が現れ、あとをついていくとベットで寝そべっている男と遭遇します。
その男の正体はムングァンの夫で、以前台湾ワンスイ・カステラを経営をしてましたが、借金を抱えて破産します。ムングァンは借金取りから逃げるため空き家だった大豪邸に匿いましたが、そこにパク一家が引っ越してきて、夫を地下室に閉じ込めるしかありませんでした。そして、家政婦として潜り込んだのでした。
ムングァンはチョンスクに夫に2日に1回、食事を運びたいと直談判します。チョンスクはムングァンの意見を聞き入れず、警察に連絡をしようとした時、あとをつけてきたギウたちが家族であると気付き、動画を撮影します。
第4章:キム一家とパク一家の悲劇
ムングァンは動画を盾に脅しながら、夫と脱出を諮ります。キム一家は隙を見てスマホを奪い、動画を消去しようとした時、電話が鳴り響きます。
電話の内容は、悪天候でキャンプが中止になってので、家に帰ると言う連絡でした。ヨンギョはダソンの好物であるジャージャー・ラーメンを作るよう指示します。キム一家はふたりを地下室に監禁します。
パク一家が帰宅し、ダソンにジャージャー・ラーメンを食べさせるとヨンギョはあることを語り始めます。
ダソンは1年生の時、夜中にこっそり冷蔵庫のケーキを食べていると幽霊を見て、泡を吹いて痙攣した過去がありました。その正体がムングァンの夫と知らずに…。
ある夜、パク夫婦がソファーで寝ているとキム運転手について話します。
パク社長はキム運転手は優秀で勤務態度は度を越してないが、匂いは度を越しているとギテクが隠れている傍で暴露します。
彼らが寝ている内に脱出に成功するも、キム一家の半地下住宅はトイレから水が溢れ、浸水していました。キム一家が避難所に行っている間に、ムンファグは意識を取り戻し、夫を救出します。
パク社長はキャンプに行けなかった代わりに、ダソンの誕生日パーティーを開催することになりました。そして、誕生日パーティー当日、ダソンの好きなインディアンでドッキリを画策していると、ギウは石を持って地下室に行きます。
その時、ムングァンの夫に背後から襲われ、ギウは回避するも石で殴られ意識を失います。さらに夫は地下室から這い出て、包丁でヨンギョとギジョンを刺して、ダソンは失神します。チョンスクは夫に串で対抗し、刺し殺します。ギテクは衝動的にパク社長を殺害してしまい、そのまま逃走します。
最終章:裁判と代償
1か月後、ギウは意識を取り戻したものも脳手術の影響で笑いが止まらなくなります。そして、裁判で不法侵入と器物損害などの罪で裁かれますが、正当防衛で執行猶予が与えられます。
彼らが代償にギジョンを亡くし、テレビでは当事者のホームレスが死亡したことで捜査は難航、ギテクはパク社長殺害容疑で指名手配されます。
ギウはかつて家庭教師をしていた大豪邸を見るため、山に登っていましたが、電灯が点滅しているのに気付きます。それを解読するとそれはギテクがモールス信号で送ったメッセージでした。そうギテクは地下室に潜んでいたのでした。
ギテクは贖罪の念からパク社長を殺害したことを謝罪します。
その大豪邸にはドイツ人の外資系の夫婦が住み、24時間住み込みの家政婦がいました。ギウは父親と再会する夢を見ながら、稼いだ金で家を買うことを決意するのでした。
以上、映画「パラサイト 半地下の家族」のネタバレでした。