映画「ヲタクに恋は難しい」の感想とネタバレ
映画「ヲタクに恋は難しい」鑑賞終了。
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映画「ヲタクに恋は難しい」の見どころ
・冒頭のコスプレイヤーと俳優陣のダンスシーン
・本編で俳優陣が歌うミュージカル曲
・内田真礼と声優ライブシーン
映画「ヲタクに恋は難しい」の登場人物
・桃瀬成海(高畑充希)
ヲタバレを恐れるBL好きの腐女子
・二藤宏嵩(山﨑賢人)
廃人クラスのゲームヲタク
・小柳花子(菜々緒)
界隈では有名なコスプレイヤー
・樺倉太郎(斎藤工)
ライトヲタで見た目に反して面倒見がいい
・坂元真司(賀来賢人)
古参声優ドルヲタ
・森田悠季(今田美桜)
ヲタクとは程遠い素敵系女子
・未来(若月佑美)
成海の腐女子仲間
・石山邦雄(佐藤二朗)
成海と宏嵩の上司
・バーのマスター(ムロツヨシ)
・内田真礼(本人役)
映画「ヲタクに恋は難しい」のネタバレ
株式会社ロケッツに勤務する桃瀬成海は、重度の漫画、アニメ、BLをこよなく愛する隠れ腐女子であった。
しかし、廃人クラスのゲームヲタクの二藤宏嵩と再会し、「まだコミケとか行ってんの?」と同僚の前で暴露されたことで焦ったも成海は宏嵩を飲みに誘います。
居酒屋でヲタ話に花を咲かせながら、宏嵩は成海がヲタクを隠していると知らなかったと謝罪します。成海には1年付き合っていた彼氏がいたが、ヲタク趣味があると話したことで会社を辞めた過去がありました。
宏嵩は東京ビックサイトで行われる同人会即売会で売り子として参加する予定で、成海を誘うとあっさり了承します。
会社では成海と宏嵩が付き合っていると噂が流れていました。成海は否定するも、宏嵩は交際を認めます。
宏嵩の同僚である坂元真司は古参ドルヲタで、成海を声優の内田真礼と似ていると褒め称えます。そして、宏嵩は「ヲタク同士で付き合えば快適では?」と交際を提案するのでした。
(きのうとは違う キミのこと )
宏嵩は成海の家でマリオカートをプレイしながら、今週末のデートに誘います。ただ、ヲタク風縛りデートで、ヲタク用語を使うごとに1000円支払う罰金を与えます。
宏嵩は成海が普通のデートができるようエヴァの"人類補完計画"から"ヲタク改善計画"と名付けます。
宏嵩とのデート当日、成海は渋谷に到着します。
(タピオカ スクランブル)
成海と宏嵩は服を選んだり、喫茶店デートをしたりとヲタク風縛りデートを乗り切ると成海は喫茶店での男子同士がイヤホンで音楽を聴いている風景をBLに例えたり、ヲタク用語を連発します。
宏嵩はバーへ向かい、先輩である小柳花子と出会います。
花子に今回のデートについて相談すると「彼女を愛しているのなら趣味ごと愛してやりなさいよ」と一喝されます。
(花子のオハコはからみ酒)
翌朝、宏嵩は次回のヲタク禁止デートに誘おうとしますが、成海は今週末まで無理だと話します。実は成海は同人誌の作業で忙しく、宏嵩も手伝っていました。成海は寝落ちして、モンスターハンターのリオレウスに追われる夢を見ます。
(逃がさないぞ)
同人誌即売会当日、意気揚々と高揚する成海に反して、乗り気ではない宏嵩。"風邪引きハーモニー"のサークル名でBL本を販売していると、成海が人気サークルの同人誌を買い忘れたことに気付きます。宏嵩は成海を行かせてる最中、サークルでは女子たちの間でBL眼鏡男子がいると噂が流れて大繁盛します。成海は同人誌作成のため宏嵩と別れます。
(僕に何ができるのだろうか)
成海が声優の梶裕貴のイベントに行こうと誘うも宏嵩は「俺アニメジャンル外だし…」と断ります。そして、宏嵩の部屋で下着の色を気にする成海を余所にモンスターハンターワールドのプレイ中にキスをします。
突然のキスに驚く成海。バス停まで送ろうとするも立ち去ります。
(追いかけて来ないキミのこと)
成海は新製品をハワイのゴルフ場で撮影するため、モデルのケアやケータリングなどの雑用係に任命されます。ハワイに行けると喜んでいた成海でしたが、先輩である樺倉太郎に「頼むから邪魔だけはすんなよ」と一蹴されます。
成海は宏嵩にラインを送っても「今忙しい」と返信だけでした。
そんなある日、樺倉たちとゴルフの新製品の会議をしていると、成海のコスプレフェスの知り合いと出会います。コスプレ女子のクオリティーに興奮している姿が目撃され、樺倉は真面目に仕事に取り組まない成海に激怒します。
不幸にも同じ最寄り駅で帰ろうとすると、「ちょっと付き合え」と呼び止まられます。ビルの屋上に案内された成海は思い切って「彼女がいるの?」と聞くと「今喧嘩中で会ってない」と話します。やけ酒で泣き上戸になる樺倉、成海をダンスに誘います。
(ダンスは魔法)
新商品の撮影が順調に進む中、宏嵩が1週間休暇を取得していると知ります。
ある日、宏嵩からクラブタッチ川崎に来て欲しいとラインが届きます。成海が向かうとステージでは声優の内田真礼が曲を歌い、その曲に合わせてヲタ芸を踊っている集団の中に宏嵩がいました。
(恋の発熱)
成海が宏嵩の家に行くと部屋がアニメグッズで埋まっており、アニメTシャツで出迎えた姿に大絶叫します。さらにアニメがプリントされたマグカップを出したり、魔法少女の抱き枕に抱きついたりと以前の宏嵩と異なる行為に逃げ出します。
(星よ教えて)
宏嵩は石山に荷物を届けて欲しいと命じられ、ハワイ支部に届けると成海と樺倉が一緒に撮影しているシーンを目撃して立ち去ります。
宏嵩は坂元にライブに誘われて行きますが、前日に成海に異様な目で見られたことが忘れられず、内田真礼が登場しても元気がありませんでした。
(ぐるぐるフォーリンラヴ)&(ギミー!レボリューション)
宏嵩はライブ中に坂元に「帰ります」と会場をあとにして小柳がいるバーに行きます。
(飲んでくれた)
宏嵩はバーボン(実際は麦茶)を飲み干して、気の向くままに花子の家に向かいます。
(あなたでいいわ)
一方、成海も樺倉の家に行くと刀剣乱舞のコスプレをした宏嵩と遭遇し、そこには花子がいました 。成海が問うと樺倉は「俺の女だよ」と話し、花子も「私の彼氏です」と返すのでした。樺倉と花子は恋人同士で花子はコスプレイヤーで、樺倉にコスプレをさせようとしていました。宏嵩は花子のコスプレ姿に「似合ってる」と答えるも樺倉は「年齢的にキツい」と蔑みます。
ふたりが争っている間に彼らは部屋から立ち去り、成海が宏嵩にヲタク部屋にした理由を聞くと「アニヲタになればもっと楽しくなれる」と思い、アニメグッズを買い漁っていました。
(我は地を這う)
そして、宏嵩は「好きなことをしている成瀬が好きなんだ」と告白し、成海と趣味を認めてゲームセンターに赴くのでした。
(とりあえず、恋と呼ぼう)
以上、映画「ヲタクに恋は難しい」のネタバレでした。
まとめ
アニメ版と比べると印象に残る映画と言い難いが、ラ・ラ・ランドをオマージュしたダンスシーン、アニメやゲームパロ、俳優陣が歌うミュージカル曲は悪くなかった。ただ、ミュージカル映画で見るよりも純粋にギャグ映画として楽しむことをお薦めします。