映画「ジョン・ウィック3/パラベラム」の感想とネタバレ
今日、映画「ジョン・ウィック3/パラベラム」を見ました。
ジョンを演じるキアヌ・リーブスの派手なアクションシーンやジョンと殺し屋の格闘シーンは健在で主席連合の部隊との銃撃戦は圧巻で、まるでマトリックスの検問所での銃撃戦を見ているようでした。コンチネンタル・ホテルの銃撃戦はワイルドバンチやヒートに並ぶ映画史に残るベスト銃撃戦です。
キャスト
伝説の殺し屋。
・ソフィア(ハル・ベリー)
支配人。元殺し屋。ジョンの右腕。愛犬は2匹のペルジャン・マリノア。部下にヤシンがいる。
・バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)
パワリー地区を拠点に、ホームレスを装った部下を町中に配して情報収集。通信手段は伝書鳩。部下にチクタク男がいる。
・ウィンストン(イアン・マクシェーン)
ジョンの長年の友人で主席連合に忠誠を誓い、40年以上も裏社会で秩序と安定を保ってきた「コンチネンタル・ホテル」の支配人。
・ゼロ(マーク・ダカスコス)
主席連合の持つリストの中で最強の殺し屋。普段は寿司職人でジョンのファン。ジョンに対して、ゼロの「お前を殺すのは、俺しかいない」は名言。
・裁定人(エイジア・ケイト・ディロン)
主席連合に仕え、ルールを破った者に処罰を下す。
・シャロン(ランス・レディック)
有能なコンシェルジュ。ウィンストンの右腕。
・ディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)
主席連合の支配下にある組織ルスカ・ロマのボス。タルコフスキー劇場を拠点に、格闘技とバレーの学校を運営し、殺し屋を養成している。
・シノビ 1(セセプ・アリフ・ラーマン)
ゼロの弟子で暗殺者。
・シノビ2(ヤヤン・ルヒアン)
ゼロの弟子で暗殺者。
・アーネスト(ボバン・マリヤノヴィッチ)
巨人の暗殺者。
映画「ジョン・ウィック3/パラベラム」の見どころ
・銃器屋で行われるジョンと殺し屋の近接武器(投げナイフ)対決
・カサブランカでのソフィアとジョンによるベラーダとその一味との戦闘シーン
・マトリックスを思わせるバイク上でのジョンとゼロとその部下とのアクションシーン
・コンチネンタル・ホテルの主席連合の部隊との銃撃戦
・ジョンとゼロの弟子シノビ、ゼロとの剣戟格闘シーン
ネタバレ
コンチネンタル・ホテルでサンティーノを射殺したジョンは、雨の降るなか犬と逃走します。
ジョンは犬と共にニューヨーク公共図書館に行きますが、渋滞でタクシーが止まります。そこでジョンは運転手に犬をコンチネンタル・ホテルに預けるよう依頼し、ひとりで行きます。
図書館に逃げ込んだジョンは本に隠していた金貨と十字架と聖印を取り出します。しかし、そこにアーネストが行く手を塞ぎ、ナイフで襲ってきます。肩を刺されながらも巧みに本を使って倒します。
負傷した肩を引きずりながらドクのところへ行き、治療を頼みます。ドクはジョンを受け入れることを躊躇しますが、金貨と引き換えにジョンを家に引き入れます。
午後6時過ぎ、ジョンは追放処分と共に暗殺オープン契約が発足されます。ジョンには1400万ドルの賞金がかかっており、賞金目当ての殺し屋がジョンの命を奪うため集まります。
ドクはジョンが来たことを誤魔化すため、ジョンに撃ってほしいと懇願し、ドクを撃ちます。
また、逃走を始めたジョンは、銃器店でマガジンに弾丸が装填できるように銃をカスタマイズをします。そのうちに多くの殺し屋がジョンを襲撃しますが、近接武器を駆使しながら全員倒します。さらに別の殺し屋と厩舎で戦闘になります。
ジョンは、馬に乗りながら追従してきたバイクの刺客と格闘になりますが、馬を盾にしながら射殺します。そして、ジョンの賞金は1500万ドルになっていました。
タルコフスキー劇場で十字架を見せたジョンは、ディレクターに会います。ディレクターは、ジョンをジャルダーニと呼び、かつて孤児だったジョンを引き取り、殺し屋として育てたのでした。
ジョンは十字架を掲げ、懇願します。しかし、プロデューサーはジョンに借りがないことと主席連合からは逃れないことを口実に断りますが、積極的なジョンの説得でプロデューサーは応じます。
プロデューサーに十字架を渡し、暖炉の火で炙った逆さにした十字架を刺青の上に押しあて、これで借りはなしだと言います。
その頃、裁定人はコンチネンタルホテルを訪れます。ジョンがサンティーノを殺したあとウィンストンが逃がしたことは知られており、裁定人は7日以内に支配人を辞めるように促します。
続いてバウリーを訪れた裁定人はジョンが主席連合に逆らうことを承知で7つの弾丸を込めた銃を提供したことを責め、7日以内にパワリー地区の王座から退くよう命じます。
一方、ジョンはカサブランカでソフィアに会います。ソフィアは娘に危険な目に遭わせたくないため、ジョンを助けることを断ります。
ジョンはソフィアの血で拇印した聖印を見せて、さらにソフィアの元上司ベラーダに面会したいというジョンの頼みをソフィアは渋々了承します。
ジョンはソフィアと共にベラーダに会いに行き、ジョンは主席連合のエルダー(首長)に会う方法を訪ねます。ソフィアはジョンをベラーダからエルダー(首長)の会う方法を引き出しますが、ベラーダは取引の条件としてソフィアの護衛犬を差し出すよう要求します。
しかし、ソフィアは護衛犬を差し出すことを拒否します。するとベラーダはその護衛犬を射殺します。その瞬間、ベラーダとその一味との間で銃撃戦になりますが、ソフィアと護衛犬と協力して一掃します。
そして、ジョンは砂漠に放置されます。
その頃、裁定人は日本料理店を経営するゼロに会いに行き、主席連合のルールに逆らうものの暗殺を依頼します。ゼロは主席連合に忠誠を誓い、タルコフスキー劇場のプロデューサーやバウリーの地下アジトを襲撃します。
ジョンは砂漠で行き倒れていたところエルダー(首長)の部下に助け出され、何故生きたいのかと問われ、妻のヘレンの為だと言います。
それを聞いたエルダー(首長)はジョンに最後の機会を与えます。それは主席連合のルールに反するウィンストンの殺害依頼を達成すれば、ジョンに対する追放処分と暗殺を撤回すると提案します。ジョンは主席連合の忠誠を誓い、指を切断します。
ニューヨークに戻ったジョンはゼロと対峙します。ゼロとその部下はバイクに乗りながら刀でジョンを暗殺しようとしますが、ジョンも回避しながらコンチネンタル・ホテルに到着して事なき得ます。
ウィンストンはジョンに「私の心臓を撃て」と言いますが、ジョンは「撃ちたくない」と拒絶します。その時、裁定人が合流し、再度ウィンストンに支配人を辞めるように迫りますが、首を縦に振りませんでした。すると裁定人はコンチネンタルホテルを聖域指定から除外し、宣戦布告します。
ジョンはシャロンに強力な銃器を要求し、ウィンストンとシャロンと共にゼロや主席連合の部隊、そして裁定人との最後の戦いに挑みます。
まとめ
キアヌ・リーヴスの55歳の身体とは思えぬキレのある格闘アクションシーンは必見なので、アクション映画が好きな人は見ても損はありません。
なお、本編は前作とストーリーが繋がっているので、ジョン・ウィックシリーズを見てから見ることをおすすめします。